うしろぐ

作ってあそぶよ

3Dアニメーションにも棒人間の気軽さを

今日は3DCGアニメーションなお話。

 

初学者がBlenderや他3DCGツールでアニメーションを作ろうと思うと、まずモデリングの壁にぶちあたります。動かすものがなきゃアニメーションも何もあったもんじゃない。しかし、いざキャラクターモデリングに挑戦してみると、思った以上に難しい。あぁ、ノートの片隅なら棒人間でも描いて動かせたのに・・・と。

 

そんな方々の救世主になっているであろう夢のソフトがMMD。起動した瞬間、立派な初音ミクが動かせちゃう!しかも無数のセットアップ済みキャラクターモデルが公開されているので、好きなのをダウンロードして楽しめる。よし万事解決!

 

・・しかしまぁ「一般的な3Dツールで」アニメーション練習するのも、プロを目指す学生さんには大事なこと。ボーンとウェイトくらいは自分で入れられなきゃハズカシイ。そこでオススメなのがコレ。

f:id:lightwave:20130614195214p:plain

 

3D版棒人間〜!

 

脚も生やせば良かったですね。実は、「初期ポーズで止まっているとキャラクターにはとても見えない」というのが今回の話のツボ。

上の静止画では、若いのか年寄りなのか、男性なのか女性なのか、文化系なのか体育会系なのかetc...サッパリ分からず、そもそも人に見えないからキャラクターとすら言いがたい。しかし、アニメーションはこんなオブジェクトにでも命を吹き込むのです!

 

動けば何でもキャラクター!http://www.youtube.com/watch?v=WL9DBd9Ps74&

 

いかがでしょう?石膏ブロックが格ゲーキャラに生まれ変わる瞬間!ドラマチック!

 

こんな風に、超簡単なモデルでも、動けばイキイキとアニメーションしてくれるのです。むしろ外見に特徴も説得力もない分、アニメーションで描き伝えねばなりませんので良い練習になりますね。これならソフト起動して5分もあれば、モデル作ってボーン入れて、アニメーションの準備が整うでしょう?四本足とか蛇とか蟹とか、モンスターっぽいのも簡単に練習できちゃいます。

 

もうちょっとマジメな練習するなら、関節ごとに回転軸制限を仕込んで、肘や膝がおかしな方向に曲がらないようにすると良いです。

 

さぁさぁ、これなら落書きの動画版「らくアニ」も楽しめそうですね〜