デジタルで石膏像とか静物とか描いてみる。
石膏デッサンでお馴染みのメディチさん。普通の画材で描かれることが多いけど、デジタルで描くのはどんな感じなんだろう?と思って試してみました。
やはり30分くらいでおよそ形が描けてしまうので、デジタルペイントはスピードが強みだなと再確認。中盤からスポイト機能で色を拾ってしまったため、色が嘘くさくなってしまいました。
こちらはマッカラン ファインオーク12年。文字までよく見えれば、もっと完成度が上がりますね。
こういうお絵描きも、形を見る練習や色を見る練習になるので、鉛筆デッサン同様によい訓練になる気がします。
ただし、本格的に仕上げるためには解像度が必要。こればかりは高性能のパソコンじゃなければいけません。あと液晶画面の色に個体差がありすぎるので、キャリブレーション済みの高性能モニターが欲しいですね。まぁ気楽にiPadで描きましょうか(笑)
電子書籍、何ページ?
「目が覚めたらハチだった(仮)」制作記その10
ハチくん、ふて寝する。
しかしその時、大きな揺れがっ!
さて今作は何ページになるんでしょうかね〜。紙の本のルールに縛られず、電子書籍の強みを生かす。画面いっぱいの縦横比、そして自由なページ数。本当は触れると動くギミックがついた方が楽しいんでしょうね。
ハチの巣ってハチ住んでるのかな?
「目が覚めたらハチだった(仮)」制作記その9
とぼとぼ...
帰るところ、ここしかなくなっちゃった。
植物詳しくないので、日々野草や野花に目を向けて、iPhoneで写真撮ったりしています。だんだんと茂みが上達して行くのを感じて嬉しいです。
あと、養蜂場以外の蜜バチの巣を調べていたら、巣蜜って食品が。なにこれ気になるー!お高い!!
形からではなく、色から描く。
「目が覚めたらハチだった(仮)」制作記そのハチ。
帰る家も、家族も失ってしまった。。
泣き付く相手も失って、目立たない茂みで一人、辛い気持ちに押し潰されそうなハチくん。
今回の絵は線画でアタリを取らず、頭に描いたその場の色をザクザク置いて少しずつ絵にしてゆくことで、前回まで課題に感じていた「色」と向き合いました。
前作「こんやはなにをしようかな」ではほぼ全ページこの手法で書き上げましたが、今回はキャラクターにディテールがあったり、同じ場所が何度も描かれるため、線画でそれなりに形取らなくちゃなあ...などと考えていたのです。
やはり私は色を大事にしたいと再確認。最後のページのラフが書き上がるまでに、ぱっと見で目を惹くような美しい光を描きつつ構図も良くて場面の伝わる絵が描けるワークフローが開発できると良いのですが!が!!
絵本は全てのページが魅力的でありたいのです。
「目が覚めたらハチだった(仮)」制作記その7
閉められる網戸...
そして帰る家を失ったハチくん。
この2枚を通勤時間にセットで描き上げようと、無心でiPadに指を走らせましたが、絵を描くとき無心になっちゃだめですね。想像を楽しむこと、あらゆる要素に気遣うこと。それを忘れたら退屈な絵にしかなりません。
今回、特に説明的な場面で、漫画の小さい一コマならまだしも、絵本のページとしてどうなのよ?という問題に気付きました。私にとって本棚の絵本は画集でもありますし、プロの作家さんはどのページもみごと絵として仕上げています。通勤作家も負けてはいられません。
そろそろ色にも答えを見つけたい。当たり前の色に縛られるか否か。
しかし、こうやって問題に気付けるのも「描いたから」です。一発で何もかも上手く行くような天才じゃないので、とにかく突き進んで問題、解法、見つけてゆきます!
PIXIVはいいものだ。
スマブラの「むらびと」参戦な話題に乗っかって絵を描くのが近頃楽しくって。ふと思い返すと、久しぶりの二次創作的マイブームです。
Twitterでもネタ絵がいくつかRTされているのを見ましたが、見たい人に届くという意味ではやっぱりPIXIVですね。
描くのが楽しいとはいえ、やはり反応は欲しいものです。こんなにたくさんの人が点数くれたりお気に入りにしてくれたり、というのはやる気が出ますし、どういう絵が喜ばれるのか比較もできます。
はてなブログでもスターを頂いたりブクマ頂いたり、とても嬉しいです。しかしアクセス数を見ると、やっぱり技術的な記事が圧倒的にうけるんだなぁというのが淋しいところ。
まぁそう言って止めてしまうと、もしかして一年続けてたら違ってたかも。とか気になっちゃうんでやめませんけどね(笑)
ブログは文字を読んでもらえるのが利点。そんなわけで次の絵は、上の絵で気に入らなかった、背景の色味や空気感のリベンジです。
最初の段階で明るさを見誤ると、トーンカーブいじろうが何しようがダメ。絵は描く前と描き始めが勝負所です。
あと、ある程度描き進めちゃうと、気付いても潰して上から描く決断が難しくなります。「せっかく描いたのに」というやつです。守りに入っていい絵になることはまず無いんですけどね。
最初の絵は技術的に失敗したとはいえ、絵の喜ばれる要素はそれだけじゃないので、公開しつつ次の絵で名誉挽回してゆこうと考えました。「テキトーだから...」「雑ですが...」とか言い訳する人はだいたいそこが実力。違うというなら描いてみろ派です(笑)
私はまだまだ、何かを意識して頑張ると、他が上手くできなかったり不安定。だからこそ日々のらくぬりで経験値を貯めてゆきます。技術だけじゃなく、思い切りの良さとかも鍛えられていい感じですよー。