形からではなく、色から描く。
「目が覚めたらハチだった(仮)」制作記そのハチ。
帰る家も、家族も失ってしまった。。
泣き付く相手も失って、目立たない茂みで一人、辛い気持ちに押し潰されそうなハチくん。
今回の絵は線画でアタリを取らず、頭に描いたその場の色をザクザク置いて少しずつ絵にしてゆくことで、前回まで課題に感じていた「色」と向き合いました。
前作「こんやはなにをしようかな」ではほぼ全ページこの手法で書き上げましたが、今回はキャラクターにディテールがあったり、同じ場所が何度も描かれるため、線画でそれなりに形取らなくちゃなあ...などと考えていたのです。
やはり私は色を大事にしたいと再確認。最後のページのラフが書き上がるまでに、ぱっと見で目を惹くような美しい光を描きつつ構図も良くて場面の伝わる絵が描けるワークフローが開発できると良いのですが!が!!