絵本は全てのページが魅力的でありたいのです。
「目が覚めたらハチだった(仮)」制作記その7
閉められる網戸...
そして帰る家を失ったハチくん。
この2枚を通勤時間にセットで描き上げようと、無心でiPadに指を走らせましたが、絵を描くとき無心になっちゃだめですね。想像を楽しむこと、あらゆる要素に気遣うこと。それを忘れたら退屈な絵にしかなりません。
今回、特に説明的な場面で、漫画の小さい一コマならまだしも、絵本のページとしてどうなのよ?という問題に気付きました。私にとって本棚の絵本は画集でもありますし、プロの作家さんはどのページもみごと絵として仕上げています。通勤作家も負けてはいられません。
そろそろ色にも答えを見つけたい。当たり前の色に縛られるか否か。
しかし、こうやって問題に気付けるのも「描いたから」です。一発で何もかも上手く行くような天才じゃないので、とにかく突き進んで問題、解法、見つけてゆきます!