UE4でLUTを使った色調整をするよ。
UE4マーケットプレイスにLightroomという美しいシーンが無料提供されたんだけど、ここで使われているPostProcessのColorGradingが素晴らしかったので、忘れないうちにメモしておくよ。
・LUT(色対応表)を使うと何が出来るの?
PhotoShopなりを使った色調整の結果を、UE4の画面に反映することが出来ちゃう。
映像だとレンダリング後にAEでカラコレしたり(Blenderユーザーはコンポジットノードを使ったり)するけど、作業中もずっと最終結果の色で見ていられることになるね。
ゲームだから当たり前なんだけど、映像CGに馴染んでると、ポストプロセスエフェクトや色調整がリアルタイムってすんごいなーって。
・おおまかにどんな作業?
スクリーンショットを撮って、PhotoShopなりの調整レイヤーで色調整。この結果を反映させたLUT画像をUE4に読み込むことで、同じ色になるって流れ。単純!すごい!
・手順
まずは以下リンクからLUTの画像(RGBTable16x1.png)をダウンロード。大事に保管しよう。
用意ができたら、UE4の画面をプリントスクリーンしてPhotoShopに持ち込もう。
この時、すでにColorGradingされていると面倒なので、チェック外すの忘れずに!
次に、このスクリーンショット上にRGBTable16x1.pngを配置。
この上に好みの調整レイヤーを重ねて好みの色に仕上げよう。
好みの色が出来たら、LUTのレイヤーをCtrl+クリックで選択した状態で、画像の統合。
コピペして256x16のLUT画像が出来上がり。非圧縮で保存しよう。
これをUE4でインポート。
LOD GroupをColorLookupTableにして、sRGBのチェックを解除。
最後に、ColorGradingのチェックを入れて、自作LUT画像を指定すればできあがり!
これを使えば、極端な話、階調の反転だってできちゃう。すごい~!
取り急ぎこんな感じで使えました。
もっとスマートな手順があったら教えて下さい、書き換えますw