AdobeCS2の騒ぎに便乗して100RTを超えたBlenderネタ。
昨夜、例のCS2ツイートで眠気が覚めた。
これはありがたい!
Mac版のPhotoShopを持っておらず、GIMPやらPixelmatorやらで代用しようにも慣れたPhotoShopとは使い勝手が違いすぎるのだ。
Adobeってばステキなお年玉くれるじゃない!
・・と期待したんだけれど、残念ながらMacOS10.8環境ではインストール出来ず、この夢は儚く散った。
しかしいつまでも流れ続けるCS2関連ツイートにちょっとイタズラ心が湧いた。
分かってる人が面白がってくれるかな。と思ったけれど、焦ってDLして3DCG始めるキッカケになってもイイ。善は急げだ、嘘は言っていない。しかしこの拡散速度がいつもと違った。iPhoneからRT、Fav通知が途切れることなく続き、朝目覚めると100RT/60Favに達していたのだ。
期待通り「もともと無料だろw」といったツッコミツイートも見られる反面、素直に3DCGソフト手に入れるチャンス!と思ってFav、DLした人も少なくないような感触。なにせ今もじわじわRT/Fav通知が来ているのだから。
そこで、これは良い機会なのでBlenderを始めるお手伝いをしようと思う。私もまだまだBlender歴2年目、知らない事なんて山盛りだけれど大丈夫。初学の頃たくさん助けられた恩返しを、次の初学の人達へ。
ちなみに、昨年の年賀状が私の初Blender作品。
手探りで時間はかかったけれど、一枚完成させてだいぶ掴んだ。
そして、こちらは今年の年賀状。
それから、以下のBlog記事もBlenderの実用例だ。
これでフリーソフトと侮れない事が分かって頂けただろうか。
さて、以下に紹介するのは私の書いたBlender攻略本シリーズ。勉強会のマニュアル用途で書き、無償配布している。バージョンにより若干の違いがあるかもしれないが(特に日本語翻訳がこの後大きく改善された)、ページは少ないので一緒に作ってみてほしい。
第一弾。これは3DCG超入門者を対象に昨年行なった、Blender勉強会札幌のマニュアルだ。たった一日で参加者全員がレンダリング画像を作れるようになった実績を誇る。
http://www.kawaz.org/commons/684/
Blender攻略本2。今回はモデリングの基本的な考え方を知ってもらうためのマニュアルになっている。モノの見方を知ることで、作れるものの幅が一気に広がる。
http://www.kawaz.org/commons/889/
Blender攻略本3。テクスチャを貼るためのUV展開入門・・なのだが、残念ながらコレはあまり評判が良くない。急を要したので面白い話が一切盛り込まれず、習得だけを目的に書かれている。
http://www.kawaz.org/commons/1013/
さてここまで自分の作ったもので紹介してきたが、積極的に遊ぶには、より多くの情報に触れてBlenderファンになるのが手っ取り早い。
は紹介しておかねばなるまい。数々のチュートリアル、世界中のユーザーの作品、次期Blenderに搭載される機能の情報など、ここひとつブックマークしておけばあらゆるBlender情報源を見てまわることが出来る。
そうそう、Adobeの件はライセンスユーザー向けだからダーメ。という事で落ち着いたが、Blenderが3DCGしか作れないと思ったら大間違い。
筆圧対応カスタムブラシで絵を描くこともできるし、ベジェカーブも扱えるし、映像編集もできるし、単体でゲームも作れるし、空間に音源を配置してサラウンドの設定も出来る。ちょっと書ききれないくらい色んなことが出来るので調べてみて欲しい。
皆のいい遊び道具になることを祈って。HappyBlending!